イタリア古典歌曲ネル・コール・ピユ・ノン・ミ・セントについて知りたい。
趣味で歌曲を勉強している主婦です。発表会でネル・コール・ピユ・ノン・ミ・セントを歌います。オペラ「美しき水車小屋の娘」の中で歌われる事はわかりました。大体のあらすじも調べました。この歌を登場人物の誰がどんなシチュエーションで歌うのか知りたいのです。
もしご存じの方がいらしたら是非教えてください。
回答(3)
1.

NEL COR PIU NON MI SENTO
うつろの心(もはや私の心には感じられない)(パイジエッロ作曲)ですね。
歌は金持の水車小屋の娘ラケリーナのアリアですが、シチュエーションまでは分かりませんでした。
どなたか御存じの方が回答してくれればいいのですが、なければ下記に声楽家の学生さんがテストで歌ったというページがありましたので直接コメントで聞かれますか?
ありがとうございます。
とても参考になりました。
2.

ラケリーナ(水車小屋の娘)とカロアンドロ(男爵令状のいとこ)の二重唱でした。すみません。
このサイトに「NEL COR PIU NON MI SENTO」の訳詞が載っています。
これをもとにミュラーが作詞し、シューベルトが作曲をした経緯も書かれています。
他にもこの曲をもとに書かれたのが、
ベートーヴェンのピアノ変奏曲(1795年作)
パガニーニのヴァイオリン変奏曲(1820年頃作)
ベルガー作曲 歌芝居『美しき水車屋の娘Die schöne Müllerin』
そしてシューベルトの美しき水車小屋の娘です。
3.

このページに解説がありました。イタリア語ですが。
なんとなく
「美しい水車小屋の娘Rachelinaは2人の男(貴族Calloandroと公証人Pistofolo)からの求愛を喜びつつも、どちらを選ぶか迷っていた。この恋愛遊技は楽しくもあり危険でもあった。Calloandroと約束(婚約?)していたEugenia男爵夫人の嫉妬を買う可能性があったからだ。スキャンダルから逃れて2人と交際を続けるためには彼女は男達を隠す策略を練る必要があった。彼女は2人を騙して無理に製粉機の中に押し入れるが、それはひどい喧嘩を引き起こしてしまう。やがて事の滑稽さに気付いた2人はEugenia男爵夫人とRospolone長官の前で農民の踊りを始める。Rachelinaはいよいよ結婚相手を決める決心をする。粉屋になることを受け入れる人に決めたのだ…」
というような内容のようです。英語に変換してから無理やり訳してみたのでいい加減です(^^;
こういった内容にそってご自分で状況を推理なさると楽しいかと思います。
コメント(8)
ベターありがとうございます。
最後まで調べられずすみませんでした。
回答になりませんのでコメントにさせていただきますが
ご質問中の「美しき水車小屋の娘(D.795)」はシューベルトの歌曲集(Die schöne Müllerin、
1825年、ミュラー作詞)の和訳名ですが、「Nel cor piu non mi sento」が
歌われるパイジェッロの歌劇は「水車屋の娘」(La Molinara、1790)でしょうか。
ただ、こちらは「美しい水車(小)屋の娘」「粉挽き小屋の娘」など、定まった呼び方が
ないようですし、パイジェッロの作品に触発されてシューベルトの作品が出来上がったとも
されていますので、ややこしいですが。
参考にしていただけるような良い情報は見つけられませんでしたが、
オペラLa MolinaraのCDを見ると、そのアリアは第3幕第2場で歌われるようです。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/samples/B000002...
http://www.amazon.co.uk/Giovanni-Paisiello-molinar...
はい、パイジェッロの作品でその歌を誰がどんなシチュエーションで歌っているのか知りたいのです。
クリオネさん、シューベルトしか知らなかったので調べられた結果を非常に興味深く読みました。よく調べられたと感心しました。当時はイタリアの影響は大きかったようです。aldiさんもお元気なようで幸いです。
>>#4 USAさん、私もはじめシューベルトとばかり思い込んでいて、そちらのほうで調べ掛けたのですが、え? シューベルトならドイツ語なのにどうしてイタリア語? と思い調べ直しでした。^^
>>#5 思い出したのですが、モーツアルトは初めてのドイツ語のオペラを上演してそれまでオペラはイタリア語と慣れきっていたウィーンっ子を驚かせた話が映画「アマデウス」に入っています。「後宮からの逃走」というオペラらしいです。当時はそれくらいイタリア語だったので、シューベルトも影響を受けたのでしょう。
Goldenhoneygrailさん、わざわざイタリア語を訳してくださってありがとうございます。
割と軽い恋愛喜劇のようですね。詩はすごくくらいのに、曲はとても軽快で明るいのはそのせいなのでしょう。
クリオネさんのご指摘通りこの曲は貴族CalloandroとRachelinaのデュエットだそうなので、おそらくはスキャンダラスな状況にいる2人がしのぶ恋に心悩む、といったような場面なのだと思います。曲がバカに明るいのに暗い詞というのは18世紀のイタリアオペラにはよくあったことで、このことを後にR・シュトラウスは歌劇「カプリッチョ」の中でからかっています。ようするに貴族にとって気楽であくまで軽い娯楽としてのオペラの中の曲なので、暗い歌詞でもあくまでマジで受け取らず、大げさな嘆きぶりで笑いを取る、という感じにやっていたはずです。オペレッタの「こうもり」を思い浮かべると分かると思います。




