村上ファンド/村上世彰氏の功罪。
村上ファンドが解散することになりました。わたしは村上氏のインサイダー取引については批判されてしかるべきだと感じますが、彼の功績も見逃せないと思います。上場することの意味。上場企業の経営者、取締役の立場。いろんな問題を提起してくれたと思います。みなさんはどうお考えでしょう?
回答(3)
1.

まず功の方から、
1.資本主義の下での伝道者として会社の在り方について考えさせてくれた。会社は社員のものなのか、経営者のものなのか、株主のものなのか等など。
2.株式上場の意味を改めて考えさせてくれた。市場からの資金調達力の向上、株主の絶大な声にどう対応するか、社員にとってのストック・オプションなど。
3.企業買収がいまやどこでも起こりうることを気づかせた。資本の自由化で外資はいつどこにやって来るか分からない。各社に本格的買収対策を始めさせるきっかけを作った。
4.いまや社長と社員だけの親方日の丸では上場企業は企業経営できないことを思い知らしめた。社長も社員も学ぶところが大きかったはず。
次に、罪の方ですが、
1.欧米流の敵対的買収の強行で(日本的経営風土の中)狙った企業を必要以上に震撼させ、混乱させた。
2.狙った企業に対しては企業価値を高めるのが目的と甘言しながら、狙いは短期的な株価高値操作で利益を得ることにあった。ファンドのイメージを悪くした(禿たかファンドとか言われるようになった)。
3.短期の高利回りを狙うあまりにインサイダー取引にまで手をつけ、一般投資ファンドのイメージを大きく悪化させた。
4.株価至上主義を日本中に蔓延させる結果となった(企業としては、株価向上による株主への利益還元と企業の潜在価値の向上のバランスを考えさせるいい機会ともなった)。
2.

村上さんは株主のものだと教えてくれた事はうれしい。
大なり小なり誰でもインサイダー取引はしたいのでは、ばれたのは不味かったね。
3.

資金移動が自由で、その資金があれば、企業を自由に買える。これを新自由主義(ネオリベラリズム)と言います。
その新自由主義を実行したのが村上ファンドです。
実体経済の約10倍存在するマネーを自由に移動させると、一国の経済を破綻する力があることは、タイやアルゼンチンですでに証明済みです。
日本の動きとは反対に、世界的には、再度、必要な規制は設ける方向(マレーシアやチリ)にあると考えています。
コメント(9)
?今まで「インサイダー取引」として逮捕・告訴されなかった方法が逮捕・告訴される様になった1号?
?「政策逮捕」を世に広めた?
村上氏がいなくても、だれかが??ファンドを作ったでしょう。
村上氏には、功罪といえるほどのものは無いと思っています。
欧米では前からインサイダー取引が問題になっています。ところが何か会社が大きなことを発表する直前になると株価が上がり始めることがあり、会社幹部は情報が漏れていないかとピリピリ。自社株など買ったら一発アウト。
usaさん、いつも迅速かつ丁寧な回答有難うございます。おっしゃるとおりだと思います。村上氏はインサイダーについて初期のころはかなりナーバスに行動していたはずなのにああいう結果になってしまい残念です。わたしは彼の功績に対しては高く評価できると考えています。ただ「金儲けして何が悪いんですか?」というような発言は慎むべきでした。正論なのですがテレビでいっちゃいけない。「阪神」もさわっちゃいけない銘柄だったのかもしれません。
USAさんは回答のような事実をふまえ、彼をどのように思いますか?評価しますか?
いわちゃんさん
厳しいですね。たしかに村上氏がいなくても??ファンドはできたかもしれません。ただ最初にやるということは偉いと思います。株主に対して経営者はNOといえないのです。まして上場企業の経営者が「うちの株を買うな」などということはありえない話です。
安易に上場する会社のほうが責められるべきだと思いますが・・どうでしょう??
テリー・ギリアムさん、私は村上氏を評価しています。インサイダー取引は微妙です。ついついそうなってしまうこともあります。彼の引き際は見事だったと思っています。これから再チャレンジ、どこで復活するのか興味があります。個人的な傷はどれぐらい深かったのかご存知ですか?
彼を個人的に知っているわけではないので傷の程度はわかりません。仕事上間接的な接点がある程度です。
裁判中のせいか彼の意思が正確に伝わってきませんが、株とは違う世界で復活なさるのではないでしょうか?
何とか言われてもこれからも若い人がでてくると市場は活性化されると思います。ありがとうございました。
ピケンズ氏が小糸株を集めたときのほうが、衝撃的だったように記憶しています。
ベター ありがとうございました。


