回答(1)
1.
2006-11-11 12:07:48

おそらく、是空金蔵さんのお尋ねになりたいのはこのようなとおり一辺倒の回答ではないと思いますが…
脳死、という状態は、『脳細胞が全て死んでいる』というわけではなくて、あくまで臨床的概念です。
ただし、よく聞く、似たような単語の『植物状態』とは大きく違う点があります。
植物状態は、脳幹という部分だけが機能停止をしている状態で、この部位は呼吸なんかを管理しているので、呼吸は停止します。
でも、人工呼吸器につないでおけば、患者はある意味では『生きて』居るわけです。
しかし、脳死の場合には全脳機能停止状態に陥っています。なので、呼吸は勿論止まります。心臓は動いていますが、これは心臓自体に独立して動く機能があるから、脳が停止しても動いているだけのことであって、脳の指令が無い脳死状態においてはしばらくの後に停止します。
原疾患が確実にわかっており、どのような手を尽くしても、最終的には心停止に陥る状態、ソレを脳死と定義しています。
蛇足ですが、記憶にある限りの脳死の判定基準を示します
1:深昏睡(JCSで300:痛み刺激にも無反応・GCSで3:開眼しない、痛み刺激に無動、無発語)
2:無呼吸(人工呼吸器を外した状態で無呼吸であること)
3:瞳孔経固定(左右差は問わないが、左右共に4??以上)
4:各種脳幹反射の消失(対光反射とか角膜反射とか)
5:脳波の消失
ただし
極端な低体温
肝障害・尿毒症など
急性薬物中毒
小児
は除外します。
以上のように、脳死の患者さんを目の前にした場合に、私にとってはその患者さんはどちらかというと『死んで』居るわけです。
遅かれ早かれ…という思いです。
でもご家族にとっては、まだしばらくは暖かいわけですし、紛れも無く生きて居るでしょう。
要は…定義として申し上げれば、確かに死んでいます。しかしながらそのような単純な回答では納得できない、ある意味厄介な『心』を持っているのが人間で、かつ人の死の存在場所を人という魂が宿る場所とした場合にはなかなか単純には参りません。
…尻切れトンボですね、申し訳ありませんmm
@トリア
脳死、という状態は、『脳細胞が全て死んでいる』というわけではなくて、あくまで臨床的概念です。
ただし、よく聞く、似たような単語の『植物状態』とは大きく違う点があります。
植物状態は、脳幹という部分だけが機能停止をしている状態で、この部位は呼吸なんかを管理しているので、呼吸は停止します。
でも、人工呼吸器につないでおけば、患者はある意味では『生きて』居るわけです。
しかし、脳死の場合には全脳機能停止状態に陥っています。なので、呼吸は勿論止まります。心臓は動いていますが、これは心臓自体に独立して動く機能があるから、脳が停止しても動いているだけのことであって、脳の指令が無い脳死状態においてはしばらくの後に停止します。
原疾患が確実にわかっており、どのような手を尽くしても、最終的には心停止に陥る状態、ソレを脳死と定義しています。
蛇足ですが、記憶にある限りの脳死の判定基準を示します
1:深昏睡(JCSで300:痛み刺激にも無反応・GCSで3:開眼しない、痛み刺激に無動、無発語)
2:無呼吸(人工呼吸器を外した状態で無呼吸であること)
3:瞳孔経固定(左右差は問わないが、左右共に4??以上)
4:各種脳幹反射の消失(対光反射とか角膜反射とか)
5:脳波の消失
ただし
極端な低体温
肝障害・尿毒症など
急性薬物中毒
小児
は除外します。
以上のように、脳死の患者さんを目の前にした場合に、私にとってはその患者さんはどちらかというと『死んで』居るわけです。
遅かれ早かれ…という思いです。
でもご家族にとっては、まだしばらくは暖かいわけですし、紛れも無く生きて居るでしょう。
要は…定義として申し上げれば、確かに死んでいます。しかしながらそのような単純な回答では納得できない、ある意味厄介な『心』を持っているのが人間で、かつ人の死の存在場所を人という魂が宿る場所とした場合にはなかなか単純には参りません。
…尻切れトンボですね、申し訳ありませんmm
@トリア
なるほど。 よく分かりました。 ありがとうございました。
と言う事は、『「脳死」は、人の死』なんだ。
へっーーー! 知りませんでした。
ほんとに、「勉強」になります。
「ご自愛ください」
是空金蔵 拝
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