回答(2)
1.

衆議院通過前も、日教組、全教が教基法改正に大反対しましたが、個人的印象としては表面的あるいはイデオロギー的な反対表明に過ぎて衆議院審議に大きな力にならなかったのではないかと感じます。今後の教育の行く末に大きな影響の及ぶ法案なのに教育関係者や野党の民主党ほかは一体どうしているのかと不思議に思われて仕様がありません。イデオロギー対立でなく、「中身の吟味をして欲しい」と思います。
教基法改正案には、新しい事項がいくつか書き込まれています。例えば、教育振興基本計画、学校・家庭・地方住民の相互連携協力、幼児期の教育、家庭教育、教員、私立学校、大学など。こういった事項を新たに書き加えるのならば、それぞれの狙い、効果、心配される弊害などが最近の現実問題(学力低下、創造力不足、大学受験の悪影響、不登校、いじめ等など)に照らして様々な観点から十分審議・吟味されなければなりません(いい加減な条項を追加するだけならば、現教基法のように何も書かない方がいいのかもしれません)。
そうでないと、「改正法案は、国が国民に『こんな人間になれ』と命令するだけのものだった」などと後で悪口を言われる結果になりかねません。
昨日、「教育基本法改定に抗する大学人有志のネットワーク」立ち上げを兼ねたシンポジウムに参加しました。
12月6日には、《公述人・参考人として教育基本法案の徹底審議を求めます》というアピールを出したことを聞きました。
100時間の審議をつくした、ということですが、いじめなどの背景や子どもについての深い認識を持たないままに、タウンミーティングと同様の決議が行われたようです。
公述人や参考人に立った人たちが昨日は参加していて、その裏事情を話してくれました。
いよいよ、憲法「改正」への着手ですね。
新しい教育基本法から、「日本国憲法を確定し、」という文言と、平和を希求するや自由、という言葉などが削除されたのは、憲法改正とのセットだと聞きました。
以前にUSAさんが憲法とのセット、と回答に書いてくださった意味をようやく実感できました。
2.

本当に、胸が痛くなる可決の日です。
参議院を通過するでしょうね。
そして、次は、憲法《改正》への着手ですね。原案は発表されているようですし…。
コメント(2)
文科省まであんなやらせをやって恥ずかしくないのですかねえ。おまけに非常識なお金の浪費をやって。役人はあんなことをしているのかと思うと情けないばかりです。教育界ももっとしっかりしてもらいたいです。ここまで来るとどれほどの自由度が残っているのか分かりませんけど・・・。
新しい教基法の前文では、「世界の平和」という言葉がなくなった訳ではないですが、従来、「真理と平和を希求する人間の育成を・・・」が「真理と正義を希求し、公共の精神を尊び・・・」と微妙に書き換えられています。これを読むと次は「防衛省」そして「憲法改正」と見えてきます。
教基法17条には「教育振興基本計画」というのがあり、今後は当面の国の教育計画を策定し国会に報告することになるようです。恐らくこの過程でまだいろいろな教育上の問題が引き続き国民を交えて議論されていくのではないでしょうか。それにしても本質的な危惧感が文言レベルであまり具体的に問題にされずに法律になっていくのが非常に不気味であり不安です。教育界には今後とも大きな声をメディアを通して上げて頂きたいと思います。http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/education.html

