景気がいいと言われているのに、貧困率が高いのはなぜ?
いざなぎ景気などと表現されていますが、給与所得者の多くは、実感がないといいます。貧困率も2006年は、アメリカについで第2位です。
景気のよさが、国民全体に収入としてなかなか実感できないのはなぜだと思いますか。
また、貧困が増加しているのは、なぜ?
回答(9)
6.

転機になったと考えているのが「派遣労働の職種制限の撤廃」です。働き方の自由度拡大や労働の流動化という美辞麗句の裏で、解雇が容易になり、時間給が低下しました。
貧困率の上昇に対応しているのが、正社員比率の低下です。正社員になりたくてもなれない人たちの多くが年収250万円以下の層に入り、将来を描けない生活をしているものと思われます。
派遣労働の二の舞になるという警告を、ホワイトカラーエグゼンプションのところだったでしょうか。指摘していただきました。
規制緩和の政策が、貧困を作り出しているという背景があるということでしょうか。
皆さんと貧困の問題について、語り合うことができました。そのきっかけを作ってくださった「いわちゃん」さんにお礼を込めて。
1.

よく分かりませんが…。
回答ありがとうございます。
2.

それも考えられますね。
3.

ただ、その経済成長率が全く違うことに要注意です。
いざなぎは高度経済成長時代で、年率13%台の高い成長をしましたが、今回の景気では05年度実質でみて2.6%と、比較にならない数値です。
それをマスコミなどがあまり強調しないためわかりづらいのではないでしょうか?
景気の意味が理解できました。ありがとうごさいます。
4.

例をあげるなら、国民全てが年収100万円であれば貧困率はゼロです。格差のまったくない社会(共産主義社会?)であれば貧困率はゼロですがきわめて「経済的に」貧しい国家となってしまいます。このなかから年収200万円のひと500万円のひと1億円のひとがでてくると貧困率は上昇するわけです。これはいけないことなのか???年収100万円のかたの生活はかわらないのに他の方が稼ぐと貧困という範疇にはいってしまうわけです。
景気がいいのは頭を使い努力したひとがその恩恵を享受した結果であり何も考えなかったかたは享受できなかったということです。国民のほぼ全員が恩恵を享受できるような社会はバブルです。
いままで頑張っても稼げなかったかたが稼げるようになったからこそ貧困率というバラツキを示す指標が上がっているともいえます。
ワーキングプアという問題を改善すべきことは明白であり、これは偽装請負などの問題を解決すべきものです。生活保障のしくみも考えなければいけません。
貧困の定義の背景がよく分かりました。
景気のよさは、頑張っている人は恩恵を享受できている、というような事実があるんですね。
5.

私の周りには、大学院を出ても専任の教員になかなか採用されずに、塾の講師をしたり、大学の非常勤講師をしたりしている友達がたくさんいます。
250万円前後の収入で生活している人が少なくありません。
景気がよくなっている事実と縁の少ない友人たちです。
頑張りが足らないというだけではないと思うので…。
経済に暗いので、なぜと思い、質問しました。
7.

国際的に競争しているからですよ。
中国のような眠っていた国が起きた。アジア諸国もどんどん競争力をつけています。ロシアもメキシコも北欧もそうですね。
そうやって、どんどんライバルが出現しているわけです。
一人あたまの賃金が、1日300円の国と、1日10,000円の国、どっちのものが安いですか?仮に10人で1人分の働きしかしなくたって、日本でつくるよりいいんです。ものによっては、日本のものよりずっといいモノを安く作れるのです。
その中で競争をしていかなきゃならなくなった。ってことなんですよ。
貧困(率)、すなわち貧富の差というのは、どの社会にも歴然として存在していることを忘れてはなりません。日本だけじゃない。
実際、中国でもインドでもメキシコでも自殺者はガンガン増えています。貧困が原因です。貧困の理由だって、日本と全く同じです。世界が市場となり、世界と交易して儲かる人間と、できない人間、あるいは、その潮流に乗ろうとして、乗れなかった人間の差です。
そして、突き詰めて考えれば、中国人やインド人の自殺者が増えている理由の一端は我々、いわゆる先進国が担っているのです。
明日死ぬか、死なないか。という状況にない人間は、貧困云々を言っちゃいけません。多くの人は病気になれば、病院にいって、それなりの処置がしてもらえる日本ですよ。どんなにひどい病気だって、処置してもらえない人は、世の中にものすごい数いるんです。
格差社会是正。など眠いことは言わず、そういう世の中になったのだ。と早く日本国民は悟るべきです。
身の丈にあった生活をすればいいのです。それ以上を望むから、格差があるように思うのです。
先日、経済学を教えている友達が、やはり中国の目覚めの話をしていました。
そのときは、よく理解できませんでしたが、ヒット13さんの国際競争の分析を読んで、なんとなく分かり始めてきたようです。
これからも、回答お願いします。
8.

小泉政権発足のころ竹中とかいうひとがETFは必ず儲かるといいました。
このひとたちが、どのようにして「好景気」を作ったかがポイントです。
好景気の主になる指標は個人や家庭の話はほとんどなく、
「上場企業の株価」と「大企業の収益」がほとんどです。
「上場企業の株価」の指標は上場企業のごく一部の銘柄を
平均した「日経平均」などです。
彼らが最初にはじめたことは、
日銀と郵貯をつかった日経平均に影響の大きい銘柄の買い上げです。
国がお金を出すと赤字国債など資金源が必要ですが、
日銀がお金を出してもふつうは誰にもわかりません。
(ところが日銀保有株が異常に膨らみすぎて上位株主の公開で大量に発覚)
また、世界一の預金残高をもつ郵貯にも、株と国債を買わせます。
こうして強制的に「日経平均」が上がることによって、
景気回復を印象付けます。
(そして日経平均に連動したETFはあった)
買い上げで不良債権も大量に保有してしまった郵貯を国が補填しなくていいように
何が何でも国から切り離す必要も出ました。
また、下請けや、子会社への赤字飛ばしや、大規模なリストラにより、
下請けや子会社は赤字になりつぶれて赤字企業が無くなり、
リストラで職を失った人間が大量に出ましたが、
大企業は黒字になりました。
ここで景気の指標をみると
「日経平均は上昇を続けている」
「企業の収益は大幅に改善した」
となりました。
絶対に物をいわない日銀が株主になることによって企業モラルは低下し
リストラや子会社倒産で貧困率、自殺率はどんどん上昇し、
その施策は改められていないため、今も尚、悪化し続けています。
具体的なしくみを回答していただき、ありがとうございます。
好景気と貧困の背景が整理できました。
9.

エッ毎日すき焼きパーテーですって.....
ねまり牛ですカー...残念
景気が上向きという捉え方もありますね。
回答ありがとうございます。
コメント(17)
>>4 テリーさん
よくわからないので、恐縮ですが、教えて頂きたいです。回答4は「貧困の定義の背景」についてのものなのでしょうか?景気と貧困率は関係あるものですか?日本はアメリカに次いで「貧困」なのでしょうか?
お手数おかけしますが、よろしくお願いします。
貧困率にカウントされた人たちがすべて貧困とは限らない。それはそうです。
ただ、貧困率が上昇するということは、所得が低い層が増えていることを意味しますよね。具体的には、年収250万円以下の層のことです。
年収250万円以下では、家族を持つ人ならば、実際に貧困である可能性が高く、独身であっても、ここから抜け出さない限り、将来を描きにくいと考えられます。
>>#2 オニキスさん
すいません。いつも限られた時間であせっていろいろ書くものですから文脈がグダグダになってしまいいつも反省しております。
貧困の定義の背景についてはふれておりません。
最初の段落で貧困率という指標は貧困層の占める率をあらわすものでないという統計上のおはなしをしました。
次の段落では景気と所得について書きました。
最後の段落では質問者の質問の意図を勝手に解釈しコメントしてしまいました。
景気と貧困率については明確な分析をした実績はないのでしょうが、景気が良くなる、悪くなるというような変化のあるときは指標としての貧困率が短期的に上昇することもあるのではないかと思います。
要は所得の標準偏差が大きくなるときはどのようなときかとの問いと同じであるからです。
>>#2
仮に貧困率がアメリカについで第2位であるなら、それは所得のばらつきがアメリカについで2番目に大きいことのみをあらわしており低所得層の多い少ないにはまったく関係のない事象であるということです。オニキスさんは理解されているはずなので釈迦に説法となりましたが・・・
http://www.unu.edu/HQ/japanese/news/news2006/mrj44...
↑ ジニ係数についてもふれおりますが統計の数値というのもあてにならないものです。
>>#3いわちゃん
いつもすいません。w
貧困率が上昇するのは大金もちがふえるときもそうです。年間所得1億円をこえるようなかたは増えていただいても結構です。
ご指摘の時間給の低下、正社員の低下は偽装請負を厳しく取り締まることで改善すべきことだと感じます。
ココナツさん、
いつも質問者を放置しコメントで勝手ににぎわってしまい申し訳ありません。ww
各国の貧困率は比較してもしょうがない指標です。
その国その国で時系列にとらえ 変化のあった時にはその原因をしらべるシグナルとして利用するのがよろしいかと思います。
テリー・ギリアムさん
貧困率が上昇する要因はいろいろあり、富裕層が増えることもその一つであります。ただ、お教えいただいたように「中央値の半分以下」という定義ですので、日本の貧困率上昇は、低所得者数の増加が主因と考えられます(富裕者数が有意に上昇したと言う話は無いですよね?)。
日本が作り出している富の総量は多い。
富の分配の仕方が前より下手になった。
そんな印象を持っています。
質問者です。
コメント欄がにぎやかで、私も楽しませてもらっています。
経済に暗い質問者ですので、皆さんのアドバイスが十分に理解できませんが、ワイワイしていただくと、私も少し、経済のしくみが分かるような気がします。
コメント欄にナレッジのプレゼントができないのが残念です。
>>#4-5 テリーさん
たいへんわかりやすいご説明ありがとうございますm(__)m
2位というのは、OECD加盟の30ヶ国くらいでの順位のようです。
貧困率やジニ係数のグラフと景気を見比べても、相関があるようには、ちょっと見えないので、ちゃんとした数値で相関係数か何かを見ないと関係あるのか私もよくわからないです。原理的に考えても、そんなに関係はなさそうなのですが・・・。
貧困率は標準偏差とも微妙に違うような気がします。一番上の方がどれだけ稼ごうが効いてこないですので・・・。
ジニ係数にしても、80年代からずっと上がっていて、○○が主因とか言えるとは思えないですし、統計の魔術に眩まされている感じがします。
貧困かどうかを見るだけなら、所得の分布を眺めた方がマシじゃないかと思います。
規制緩和政策が「望まない非正社員」「簡単に切られる派遣社員」を作り出す背景にあるということです。これは法改正の意図しなかったことで、雇用する側が雇用される側より強かったということです。
もっとも、これだけで大議論になりますので、ここでは深く追求しないことにしたいと思います。
>>#11 オニキスさん
いつもするどいコメント敬服いたします。
収益というのは環境が劇的にかわるときにアタマのいいやつがごっそりもっていきます。株価が下がっても上がっても稼いでしまいます。
したがって結果として所得格差を生んでしまうのではないかと考えます。
貧困率は中央値を標準偏差は平均値を基準にしており違う性質のものです。ばらつきをしめすひとつの指標であることを強調したかっただけです。誤解まねきました。。。。
OECDのシンポジュームかなにかで日本代表が
「わが国の貧困率は上昇しており可処分所得200万円以下の層が増加していることはまことにゆゆしき状況で・・・」
ってやったら失笑されないですか・・・
「おい、いまJAPANは2万ドルって言ったか・・・」
「10年分の所得のはなしか・・・??」
「JAPANの貧困というのは職業をもって飯を毎日くえるのか・・・??」
・・・・なんて会話が聞こえてきそうです。
>>#13
主張するなら根拠を示して下さい。一般的に言うなら、貧困率の閾値は日本人を所得順にランキングしたときの真ん中くらいの人の所得で決まります。年間所得100万前後の人がみんな100万所得が上がっても、それだけでは閾値は変わりません。もし、正社員を増やした結果、500万円以上の人が増えて、最貧層が同じなら、むしろ貧困率は上がります。それに、70年代の規制に戻せばいいのかとかそういう議論ではないですよね。できるわけがないし、やっても社会の構造が違うので意味がない。
>>#15
むしろILOとかどうですかw
テリーさんの婉曲を代弁すると、OECDの貧困率で貧困問題を語るのは傲慢な金持ちの考えだということです。衣食住揃っているのは、普通は「貧困」とは言わない。せめて、「相対的貧困」と表現すべきです。
ベストありがとうございました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070213-0000020...
郵貯はライブドアも買ってたらしい。
ライブドア株の異常な高騰と、
みずほを通してタカポンから株借りたのって郵貯なのか?



