お蔵入り
アセトアルデヒド脱水素酵素
アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の487番目のアミノ酸を決める塩基配列が、グアニンからアデニンに変化したものである。この遺伝子の突然変異はモンゴロイド特有のものであり、白人・黒人には存在しない。あるとこ
ろに上記のように書かれていたのですが、この遺伝子の突然変異について詳しく、素人にもわかるように。に教えてください。
2007-06-13 03:27の質問
この質問は、30日間解決しなかったために自動的に質問が一旦閉じられました。
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回答(2)
1.
2007-06-14 08:54:52
アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)はエチルアルコール(お酒の主要化合物)の代謝(酸化)物である猛毒のアセトアルデヒドを更に酸化(この場合は酸素を結合させるのではなく、電子伝達系と呼ばれる反応)して無害(と言うより有用)な酢酸にするために使われる酵素の1つです。
遺伝子的には1種類だけではなく複数種類存在します(下記。日本語版なし。この画面で「Search OMIM for の後に「ALDH」と入れて「GO」ボタンを押して下さい)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?db=OMIM
質問の酵素はそのタイプ2に相当するもので、上記遺伝子データベースの記述にも該当遺伝子低発現がモンゴロイドに広く分布しているとあります。ですがこれら(タイプ2だけではない)の活性の低い、所謂「下戸」はその他の民族にも現れています。
また、「487番目の~白人・黒人には存在しない」の記述についてはオーストラリア人(白人)の一部にこの遺伝子を持つ人がいるそうなので正しい記述とは言えないかも知れません(こちらが間違っている可能性もあります)
多くのサイトで1種類のALDHについて「下戸遺伝子」を解説しているようですが、このような説明では、誤解やひいては差別に繋がる可能性があり、良い傾向とは思えません。
こんな回答で良いですか?
(もっと生物化学的なことを質問したのですか?)
遺伝子的には1種類だけではなく複数種類存在します(下記。日本語版なし。この画面で「Search OMIM for の後に「ALDH」と入れて「GO」ボタンを押して下さい)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?db=OMIM
質問の酵素はそのタイプ2に相当するもので、上記遺伝子データベースの記述にも該当遺伝子低発現がモンゴロイドに広く分布しているとあります。ですがこれら(タイプ2だけではない)の活性の低い、所謂「下戸」はその他の民族にも現れています。
また、「487番目の~白人・黒人には存在しない」の記述についてはオーストラリア人(白人)の一部にこの遺伝子を持つ人がいるそうなので正しい記述とは言えないかも知れません(こちらが間違っている可能性もあります)
多くのサイトで1種類のALDHについて「下戸遺伝子」を解説しているようですが、このような説明では、誤解やひいては差別に繋がる可能性があり、良い傾向とは思えません。
こんな回答で良いですか?
(もっと生物化学的なことを質問したのですか?)
回答レベル : 回答
2.
2007-06-14 10:35:10
追加:
先ほどの遺伝子データベースの記述の翻訳ができましたので、遺伝子の突然変異についての説明を加えます。
487番目のアミノ酸は通常(即ち日本人の何割かはそうではない)グルタミン酸(塩基コードGAG及びGAAですがウィキペディアの記述からするとGAGが大半であると推測できます)なのですが、モンゴロイドの多くが第1塩基に突然変異を起こしたAAGを持ち、更には少数いたGAAコードの中にも同様な変異を起こしてAAAコードになった者がいてどちらもリシンと言うアミノ酸に相当し、これが酵素活性の低下に繋がったとしています。
変異の原因については不明(鎌状赤血球のような何かの代償変異なのか、それとも紫外線によるものなのか、DNA修復時が原因か?鎌状赤血球にはマラリアに対する抵抗性がありますし、DNAの修復法には複数ありますが、SOS修復と呼ばれる非常に変異リスクの高いものまで存在します)です。
その他、酵素活性に非コード領域(蛋白合成に関わらない配列)が関係しているなど、多くの興味を引く記述があります。
先ほどの遺伝子データベースの記述の翻訳ができましたので、遺伝子の突然変異についての説明を加えます。
487番目のアミノ酸は通常(即ち日本人の何割かはそうではない)グルタミン酸(塩基コードGAG及びGAAですがウィキペディアの記述からするとGAGが大半であると推測できます)なのですが、モンゴロイドの多くが第1塩基に突然変異を起こしたAAGを持ち、更には少数いたGAAコードの中にも同様な変異を起こしてAAAコードになった者がいてどちらもリシンと言うアミノ酸に相当し、これが酵素活性の低下に繋がったとしています。
変異の原因については不明(鎌状赤血球のような何かの代償変異なのか、それとも紫外線によるものなのか、DNA修復時が原因か?鎌状赤血球にはマラリアに対する抵抗性がありますし、DNAの修復法には複数ありますが、SOS修復と呼ばれる非常に変異リスクの高いものまで存在します)です。
その他、酵素活性に非コード領域(蛋白合成に関わらない配列)が関係しているなど、多くの興味を引く記述があります。
回答レベル : 回答
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コメント(3)
#1. テリー・ギリアム
2007-06-13 08:56:55
日本人は白人・黒人にくらべ 酔っ払いやすく すぐ赤くなるっちゅうことですかね?
#2. ★オニキス☆
2007-06-13 11:59:57
あるところ=↓(「国民」のセクションの脚注)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3...
冒頭の主語「下戸遺伝子とは」を除いてあることに悪意を感じるのは私だけでしょうか。
#3. プーニン
2007-06-13 16:28:09
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3...
ノートの方に関連の異議がのってますね。
気になるなら編集合戦を挑んでみればどうでしょうか?

