オバマ新大統領就任まで、あと三日
となりました。昨年11月「オバマは夢を売りすぎた」をエントリーした。
彼が、あるいはアメリカがどのようチェンジしていくのだろうか。
予測(予想?)と「オバマは夢を売りすぎた」への批判をお願いします。
回答(3)
1.

具体的な変革は、従来のブッシュ大統領との対比で考えると分かりやすいです。
●ブッシュ大統領の基本政治姿勢
・対外的な問題には武力行使も辞さない一国行動主義、
・経済問題では市場至上主義をとり、政府介入は原則しない、
・保守富裕層重視、企業優遇、軍事優先、キリスト教原理主義、
●オバマ次期大統領の基本姿勢
・対話重視の多国間協調外交と実利志向の現実主義、
・市場至上主義を離れ、必要に応じて政府が注意深く介入、
・富裕層や大企業への増税と低所得層への減税、国民の融和。
(夢、その1) イラク戦争からの早期解放、アフガニスタン等国際問題には国際協調体制で対応。米国戦費を減少させ、実効的解決を早め、米国の威信も傷つかない。
(夢、その2) 金融危機の回避には国が介入、世界同時不況には国際協調で対応し、問題解決に米国がリーダーシップを発揮。
(夢、その3) 低所得層など今まで恵まれなかった人々に手を差し伸べるような政治を始める。同時に、人種間・文化間の融和を図る。
今回の選挙結果は米国が曲がり角に来ていることを示しただけでなく、この転換期の乗り越えに果敢にも「米国国民はまだまだ若々しく、険しい道であっても夢のある将来に向けて進む」という選択をしたものと思います。日本にも、すぐにも影響してくると思われますので十分な警戒と覚悟が必要と思います。
批判をとのことでしたが、どういう夢を志向しているかについて多少でも書いて頂けたらと思いました。
現地からの貴重なご意見、有難うございます。
>この転換期の乗り……という選択をしたものと思います。
「星条旗の旗の下に」の連帯が確固として在るという意味ですね。
>日本にも、すぐに……覚悟が必要と思います。
オバマの「オ」の字も無かった頃、ヒラリーが52%の支持率を得た事が有りましたね。
その時、ある軍事ブログに「52%の悪夢」と題して投稿したことが有ります。
ヒラリーが「それは日中間の問題だ」と言い出さないか。
92年、米軍のフィリピン撤退の結果、南シナ海(具体的には南沙、西沙諸島)で覇権の交代が起きた。
この恐怖感を日本人が共有出来ていない。なんの「覚悟」も無いまま反米勢力に利用されていく。
>どういう夢を志向
統合できない100種の夢を国民に見させたのではとの危惧です。
2.

オバマ大統領誕生には驚きを禁じ得ない、人種差別が無くなる訳が無いからだ。
米国が大きく変化しようとしている結果だろう。しかしチエンジ・チエンジと叫んでも期待だけで変わらないだろう。
米国を見る時、銃社会とカード(借金)社会が変わらない限り、チエンジする事は無い。
こんにちは。
そうか、いろいろなアメリカの中に
銃社会のアメリカ、カード社会のアメリカを加えないといけませんね。
ここから抜け出すにはどれだけの年月を要するのでしょうか。
「作られたアメリカ」と「自然に出来た日本」の差かもしれませんね。
3.

オ バ マ…自分にできぬことも約束するが、根本は国民の責任にする。
口は禍のもと。
この実例は腐るほどみてきた。理想を述べても始まらぬ。いま何をすべきか、数年先をにらみ据えた政策を樹立するが先。
こんにちは。
大統領選挙中の公約は反故にしてもいいのだ、と言うような話を聞いた事が有ります。
じゃー、なんで選んだの?って聞きたくなりますよね。
理想主義(と言って良いのかどうか解りませんが)というものに、鳥肌が立つほどの拒否感を感じます。
理想は持つものであって、嬉しげに語るもんじゃないと考えるからです。
やる前から批判してはいけないとは思っていますが、「usa」さんがおっしゃるとおり、覚悟と準備はしておこうと思っています。
コメント(6)
回答1補足: 回答が分かりにくかったので、国民目線の夢として1-3を書いてみます。
(その1)早くイラク戦争から解放されたい、兵士たちを早く帰して欲しい、テロとの戦いへの他国の協力、解決を難しくした過去の反省と軍事費削減を、米国の威信の復活と世界平和の推進、地球規模の問題(環境問題や食料問題)にも指導力を発揮して欲しいなど等。
(その2)金融機関の早期安定化(不良債権買上げや資本注入)、企業倒産を減らして欲しい、Big3対策をして欲しい、家屋価格を下げ止めて欲しい、経済不況から早く脱却したい、失業率の改善、職がなくなる不安から解放されたい等など。
(その3)街のスラム街の一掃を、住む家の確保、苦しい家計を楽にしてほしい、健康保険を持てるようにしてほしい、人種間融和を進めて欲しい、若者がもっと希望を持てるような社会にして欲しい、国是である民主主義(自由と平等)を押し進めてほしい等など。
>>#1
いえ、よく解ります。
50年代、60年代の圧倒的なアメリカを感じて育った私には寂しい限りです。
70年代の繊維交渉の時「あれっ?」と感じた違和感の延長線上にあるのですね。
親父ではないが、弱いアメリカは見たくないと言うのが実感です。
しかし、日本は親の庇護下にあって、謳歌した青春からいよいよ脱却する時が来たのでしょうね。
>>1
tazaemonさん、回答1へのコメント拝見しました。尖閣諸島領有権の問題のことでしょうか(間違っていたら済みません)? 以前は日本領でその後米統治下にあったとしても、現時点では日中間の問題だと放り出される可能性は十分ありそうに思います。全体的には、今までの共和党政権以上に日本にとって厳しくなることはまず確実なので、対応を間違うと中国との両天秤にかけられる可能性さえあると思っておくことが重要ではないでしょうか。出方を待つのでなく、日本側から先手をうって働きかけていく外交姿勢が重要と感じます。
>>3
オバマさんは裏表が比較的少なく純真だと思いますが、クリントン女史は中々老練で駆け引き含めて手ごわいと思います。
>>#3
尖閣諸島も含めた麻生首相の唱えた「自由と繁栄の弧」です。
ソマリア海域への船艦派遣により台湾海峡、南シナ海、インド洋の航行に名分が中国に与えられた。
「自由と繁栄の弧」が「圧政と不自由の弧」となれば、東南アジアでの米国の権益は? 戦線をニューギニア、オーストラリア、マリアナ、ハワイまで後退させるのか。そうなると日本、台湾、フィリピンは?
>オバマさんは裏表が比較的少なく純真
これが困る。ヒラリーとCIAが手を組んだら?
>>#4
米国の強みは移民政策なども含めて世界中の知恵(常識)や情報を国内に集めてきたこと、(時として判断を誤るとしても)総じて全体的判断が正確ですが、日本は依然として井戸の中の蛙になりがちです。幸い60年にもなる同盟国なのだから、盟主の悩みに自分から手を貸しつつはずされないようにしていかなければならないと思います。オバマさんは公開TV討論などを通して、難しい状況でも決して感情的にならず冷静な判断ができる人物であることを証明しました。クリントン女史が変な動きをすれば大統領権限でいつでも解任できると思います。
みなさん、有難うございました。
善きにつけ、悪しきにつけ、アメリカとは切れない関係になっているのだと思います。
これからは非寛容の中国やロシアと、どのように関っていくのか。
日本が果たすべき責務が問われるのでしょう。



