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源氏物語は禁書扱いされたことはないのですか?

最近、アニメ「源氏物語千年紀 Genji」を見ています。
あさきゆめみしも単行本持ってますし何回も読みました。

で、ふと思ったのですが、
源氏物語って結構過激な話ですよね

帝の奥さん(藤壺)を光が懐妊させたり、
東宮妃を弄ぶ結果になったり、他にも色々と・・・。

平安時代や鎌倉時代の皇族は、このような書はけしからん!と思わなかったんでしょうか。
いやらしいとかの話ではなく、皇族の尊厳に関わるとか、そういう面で。

2009-02-13 16:08の質問
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回答(1)

1.

2009-02-13 20:30:05ベスト
僕の知る限りでは、「源氏物語けしからん」という風潮があったのは、明治から戦前までの期間だと思います。たとえば鈴木大拙という宗教哲学者が、「あんな軟弱なものが日本文化を代表すると考えるのは恥だ」みたいなことを言っています。やっぱりあんなものを読んでいては、いい軍人にもなれないでしょうしね。

伝統的な日本には、特に貞操とか処女とかを重んじる風潮はないと思います。そういうのが入ってきたのは明治以降に西洋からなんでしょうね。でも、それも最近は弱くなって、性道徳に関しては、伝統的な日本に戻ってきているように思えます。

平安時代の貴族が性や愛に対して躊躇しないさまは、「和泉式部日記」や「とりかへばや物語」にも出てきます。僕は源氏物語読みましたが、別に気にしなかったと思いますよ。もともと天皇家って、権力をかさにきるような絶対権力じゃなかったと思います。明治時代の天皇イデオロギーみたいなのは、あの当時に無理やり作った天皇のイメージだと僕は思っています。

「源氏」はそれでも、明治以降も読まれ続けていますが、「とりかへばや」は変態趣味だとして、戦後だいぶたっても、まともな作品として扱われなかったようです。でも最近は古典の名作として再評価されるようになっているそうです。
僕は、現代の日本人って、日本の歴史の中で、わりと平均的に日本的な感性を持っているんじゃないかなあと思っています。戦前の日本人はかなり無理してたと思うけど、今は自然体の日本人に戻ってきてるんじゃないかなあと。つまり、今われわれが源氏を読むのと同じ感じで平安時代の人も読んだんじゃないかなあと。

たしかに性におおらかなのが古来の日本ですよね。とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。

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コメント(1)

#1.  usa
2009-02-15 05:31:14

添付サイトには、『仏教思想が強くなった江戸時代にはむしろ邪道な色恋本とされ、一時は禁書扱いにもなるんですが、本居宣長によってその文学性の高さを再評価されます。が、さらにその後明治憲法下の日本では、天皇の神格化という風潮のため、その後宮について描かれていた源氏はふたたび悪本認定。戦後は各種翻訳本が出版され、ブームにもなりました』と書かれています。http://www.geocities.jp/operaseria_020318/aoitei/k...

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