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日本の幽霊はなんで足がないのでしょう?

日本の幽霊はどうして足がないことになっているのでしょうか?
落語や昔話、漫画などに出てくる幽霊はたいてい足がないですよね?
私は霊感とかないので実物を見たことはありませんが、本物でもそういうことってあるのでしょおうか。
文化の問題でも、実際見てどうかということでもどちらでもかまいません。

2006-06-10 08:45の質問
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回答(6)

6.

2006-06-11 07:48:06ベスト
りんごさん、私も見たことが無いし信じてもいませんが。


『お雪の幻』この絵を見ると美しいけど怖いです、拡大するのはやめてよと言いたくなるくらい…
応舉の病弱な奥さんが夜中にトイレに行くときの絵で、幽霊として描いたのではないといわれてもね。

幽霊のイメージはブスじゃ駄目、余談ですが私が高校の頃体育で着替えをして髮が乱れたとき、じっと見ている女の子がいたので『幽霊みたいだと思ってるんでしょ!』というと『幽霊って美人がなるものでしょ』というのでつかみ合いの喧嘩になったことがありました。^^;

それはともかく西洋の幽霊に足が無くても長いスカートやズボンに足は隠されてるので意味がないでしょう。
日本の着物は普通はおはしょりをして身長に合わせた丈に折り上げて着ますが、そうしないで足を見せないところにも幽霊としての非日常性を表現しているのかとも思います。

ありがとうございました。大変興味深かったです。

1.

2006-06-10 09:11:11
やはり江戸時代の画家、丸山応舉の影響かと。




また舞台の上から「幽霊は足のないもの」という観念を観客に植えつけ、それが常識化したのである。この工夫は江戸の河原座の鶴屋南北と名優尾上松助によってなされ、文政八年(一八二五年)三代目尾上菊五郎によって上演された怪談狂言「東海道四谷怪談」が決定版となった。この狂言で、生づめのはげる工夫、髪の毛の抜ける仕掛け、半面仮かつらを使っての変相、ちょうちんから幽霊の抜け出るシーンなど、さまざまな新工夫がなされ、幽霊芝居の一つの型をつくったのである。

 尾上松助が応挙の絵などを参考に扮装(ふんそう)を考案し、すそをだんだん細く長くひく形にし、足を見せないようにして、宙乗りをさせるなどの仕掛けにしたことが、庶民の信仰上の幻想を具象化するうえに非常な影響を与えたのであった。幽霊から足をなくしたことは、霊魂は中空を飛び、いついかなるところへも自由に飛行することができるという、庶民の信仰を具体的に表し合理化した。
ということです。

2.

2006-06-10 09:34:19
足がないとされる背景は1のクリオネさんのご回答の通りですが、
応挙の作品などを見ていると、足がないのではなくて
夜ですから暗くて足まで見えないことに起因していると思います。

電燈のない時代のことですから日が落ちれば真っ暗です。
月夜なら上からほんのり照らされるのでもちろん足元は暗くて見えません。
提灯やロウソクでは、やはり、他人を識別する場合には
最初に顔や上半身を照らしますから。
回答レベル : 回答

3.

2006-06-10 09:52:27
信じられないと思うかもしれませんが・・・前にも似たような質問があって答えましたが見たことがあって、普通の人と同じでした。それは有名な所で、興味で10人近くで言ったんですけど浮いてて・・・皆でどんな感じだったか、隠しながら簡単に絵に書いたらほとんど同じで・・・だから本物かと・・・足はとうぜんありました。思い出してもぞっとします
回答レベル : 回答

4.

2006-06-10 11:21:13
 幽霊には足がなく,人通りの絶えた丑満刻,白装束姿で,額に烏帽子のようなものをつけ,青ざめた顔をして髪を振り乱して,柳の下から「恨めしやあ」と出現するという今日のした幽霊像は江戸時代の画家、丸山応舉が描いた幽霊絵の影響が大きいようです。

しかし、実際には、それよりも200年近く前の1673年の浄瑠璃本「花山院きさきあらそひ」の挿絵には足のない幽霊(藤壺の怨霊)が描かれています。それ以降の元禄から正徳にかけての実録本や浄瑠璃本の挿絵にも足のない幽霊がいくつか描かれています。従って、丸山応舉はこれら浄瑠璃本の影響を受けていた可能性が高いように思われます。

そもそも、浄瑠璃本での幽霊に何故足がないのかはいろいろな説がありますが、定説には至ってないようです。一つの説では、死者の魂を呼び寄せるお香、「反魂香」を当時炊いたため下半身が煙で見えなくなっていたというものです。




自信度 : 自信あり 回答レベル : 回答

5.

2006-06-10 20:41:50
他の方もおっしゃるとおり、丸山応挙が見事な絵を描いてから、「日本の幽霊=足がない」が有名となってイメージが定着したそうですが・・

日本の怪談の幽霊でも、下駄の音をさせながら登場する「牡丹燈篭」のおつゆさんなど、足のあるタイプもいるみたいです。

でも現実には、むしろ足は普通にあったり、下半身だけの霊などもいるらしいですね。
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コメント(9)

#1.  雨音
2006-06-10 09:47:07

>>1なるほど。詳しい説明ありがとうございました。やっぱり誰かが考えたことが有名になって固定観念になってしまったんですね。
>>2足元が見えないからっていうのは面白い視点ですね。ぜんぜん思いつかなかったです。
まだまだお答えしてくださると嬉しいです。

#2.  usa
2006-06-10 11:46:14

回答4で、「200年近く前」と書きましたが「100年近く前」の間違いです。訂正致します。

#3.  aldi
2006-06-10 11:48:39

霖冴さん

私も気になって色々調べました(笑)。
足がない幽霊は東洋でも日本だけのようで、中国や朝鮮の幽霊には足があるそうです。
こちらのサイトの「幽霊に足が無くなったのも地獄のせいです」から下に詳しく出ています。
http://www-cc.gakushuin.ac.jp/~ori-www/suwa-f09/su...

>>2 の私の私見は見事に打ち砕かれました。w

2006-06-10 12:53:47

定かではありませんが、江戸時代の
圓山四條派の圓山応挙の幽霊の絵がひと際
有名に成り、以後〔足の無いのが〕
日本の幽霊の定説になった様に ?

#5.  usa
2006-06-10 13:14:53

aldiさんが紹介された文献拝見しました。幽霊の日本の民族史との係わり合い大変興味深く読みました。ありがとうございました。

#6.  
2006-06-10 18:09:17

とりあえず、自分の足はあるぽw
さすがに回答には書けん罠w

#7.  雨音
2006-06-10 19:15:39

>>3やっぱりあるんですね本物には。っていうかそんな大勢で霊を見る機会があったのも不思議ですね。どんな行事だったのでしょう?
>>4反魂香のせいで足が見えないんですね。でもやっぱり諸説あるんですね。
>>#3地獄で足が切られちゃうんですね。舌だけじゃないのか。
>>#6ナイスコメントです。

#8.  雨音
2006-06-11 19:10:37

>>5下半身だけの霊ですか。知ってる人が幽霊になってもわからないですねそれでは。
>>6お岩さんも本来ものすごい美人で良妻賢母だったらしいですから、幽霊は美人が定説なのでしょうか?やっぱり。

2006-06-14 18:14:10

りんごさん、BESTありがとうございました。

こちらで頂けるとは思っていなかったので少し驚き。

まだ>1の回答のときは絵を確認していなかったので
こんなに怖いとはしりませんでした。^^;

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